DAZN(ダゾーン)は、2016年にパフォーム・グループがサービス開始したスポーツ専門のビデオ・オン・デマンド・サービスである。視聴者が見たいスポーツ番組を自由に視聴できるサービスとなっている。
現在は、パフォーム・グループの事業再編成により「DAZNグループ」として独立し社名の変更を行いDAZNグループが運営している。スポーツに関して放映権など積極的にユーザーの求めるコンテンツを獲得しており国内のスポーツファンからは親しまれているサービスである。
本記事では、DAZNの特徴から使い方など紹介している。
Contents
DAZN(ダゾーン)の特徴
DAZNは、年間10,000試合以上ものスポーツコンテンツがライブ中継やハイライト、見逃し配信など視聴可能なサービスとなっている。
以下が特徴となっている。
- 年間10,000試合以上の配信
- 取り扱いスポーツ数は130以上
- ライブ配信や見逃し配信、ハイライト配信、追っかけ再生
- 番組表やリマインダー機能
- 対応デバイスが豊富
- 高画質フルHD(1080p)に対応
取り扱われているスポーツ数に加えて国内に限らない海外での試合配信も行われている。
ライブ配信では、生中継によるスポーツ観戦が楽しむことができる。さらに、見逃した場合は試合後30日までなら視聴可能な見逃し配信やダイジェストで楽しめるハイライト配信、ライブ配信を途中から視聴しても初めから再生できる追っかけ配信などが利用可能。Jリーグの審判内容や疑問を分かりやすく解説してくれる「Jリーグジャッジリプレイ」なども視聴できる。
ライブ配信では時間を忘れ見逃してしまう場合もあるかと思うが、DAZNではリマインダー設定が可能なので見逃し防止もできる。番組表に関してもすべてのスポーツからスポーツごとに検索もかけられるので目的の番組を探し当てることが容易だ。
何が見れる?
取り扱い配信ジャンルは以下の通りだ。
- サッカー
- 野球
- ゴルフ
- ボクシング
- キックボクシング
- 水泳
- スカッシュ
- アイスホッケー
- ダーツ
- 競馬
- F1
- 自転車競技
- モータースポーツ
- テニス
- ラグビー
- バレーボール
- 総合格闘技
- フィッシング
- バスケットボール
- 陸上
- 卓球
- アメリカンフットボール
- ビリヤード
- レスリング
- エクストリームスポーツ
- eスポーツ
- エンターテインメント
配信ジャンルが多く、中継の少ないスポーツやマイナースポーツも幅広く取り扱っている。
また、国内のJリーグの試合ではJ1からJ3まですべてが視聴可能となっている。DAZN内コンテンツの「Jリーグソーン」では全試合の厳選されたシーンがマルチ画面にて放送され2試合同時視聴も可能だ。
もちろん国内のサッカーだけではなく野球もプロの試合が広島を除く11球団分視聴ができる。リーグ戦や交流戦、クライマックスシリーズなどネット配信サービスの中でも圧倒的な配信数である。
エンターテインメントでは、「やべっちスタジアム」や「内田篤人のFOOTBALL TIME」などスポーツ関連のバラエティー番組から解説番組など幅広く楽しむことができる。
ウェブ版とアプリの違い
違いはほぼないが、パソコンやデバイスが複数ある場合最大2デバイスまで同時視聴ができるのでライブ配信視聴時に臨場感ある配信が楽しめることだろう。
「DAZN for docomo」といったDocomoのコラボしたサービスも存在している。過去には通常のDAZNよりも低価格の月額1,078円で利用可能であったが現在はDocomo回線の有無に関わらず月額1,925円での提供となっている。
最大登録可能デバイス数とは?
1つの登録アカウントで最大登録可能デバイスは5つまで、同時視聴可能デバイスは2つまでとなっている。
使用可能デバイスは以下の通りである。
- Amazon Fire タブレット
- AndroidスマートフォンやAndroidタブレット
- iPhone & iPad
- PlayStation® 4
- PlayStation ® 4 Pro
- Xbox One
- Xbox One S
- Xbox One X
- Xbox Series X (L)
- Xbox Series S (R)
- Air Stick
- Amazon Fire TV
- Amazon Fire TV Stick
- Android TV
- Apple TV(第4世代・4K)
- Google Chromecast
- ひかりTV
- LG Smart TV
- Panasonic Smart TV DIGAブルーレイディスクレコーダー
- ソニー製スマートテレビ
- TOSHIBA Smart TV
- ドコモテレビターミナル
iPhoneやタブレットに限らずTVやゲーム機器など使用可能デバイスは種類豊富である。
また、DAZNと対応TVや対応ゲーム機を紐づけするためにはシリアルコードの入力が必要である。登録したいデバイスのDAZNアプリを開き表示されたシリアルコードをweb版のDAZNのシリアルコード入力画面に入力し、IDとパスワードを入力することで紐づけることが可能だ。
DAZN for docomoを利用している場合は、dアカウントを選択することで紐づけが可能である。
DAZN(ダゾーン)の使い方
DAZNは、有料会員になればすぐに視聴可能である。以下の4ステップで登録が可能だ。
- お申込み
- アカウント作成(名前やメールアドレス、パスワード入力)
- 確認事項
- 支払い・登録完了
解約の場合は、スマホなどのアプリからだと各デバイスの登録キャリアの設定から可能だ。web版を利用している場合はweb版DAZNのメニューからマイ・アカウントより退会ができる。
DAZNは解約だけではなく一時休止する機能も存在する。スポーツのシーズンによって見る機会が減ることもあるだろう。その場合は、一時休止し料金の発生を止めることが可能である。一時休止は最大4カ月まで可能となっており停止や再開のタイミングを自身で設定できる。再開の一週間前と当日に通知が届くので有効活用していこう。解約と同様にマイ・アカウントの退会するボタンを押下した後に設定可能である。
値段はいくら?お支払い方法
支払い方法は以下の3種類から選択可能だ。
年間プラン(月払い) | 年間プラン(一括払い) | 月間プラン |
---|---|---|
2,600円 | 27,000円 | 3,000円 |
1年通して楽しむ場合、月間プランよりも年間プラン(月払い)が4,800円お得で利用可能だが、年間プラン(一括払い)だとさらに9,000円お得で利用できる。スポーツはシーズンによって期間が異なるが、年間通して楽しむのであれば断然年間プラン(一括払い)がお得だ。
月間プランから年間プランへの変更も途中から可能となっている。しかし、年間プランから月間プランへの変更の場合は日割りなどの料金の返金はされないので年間プラン終了後の変更をおすすめする。
支払い方法は、「クレジットカード」「デビットカード」「キャリア決済」「PayPal」「アプリ内課金」「DAZNプリペイドカード」「DAZNチケット」が利用可能だ。
DAZNを3ヶ月無料で視聴する方法
過去に1ヵ月無料キャンペーンが行われていたが、現在は廃止されている。しかし、3カ月無料でお試しできる方法が存在している。
現在、au・UQ mobileからの加入したユーザー限定で3カ月無料で試せる。4カ月目以降は、au
請求金額から毎月110円の割引が適用されるので月々2,890円での利用が可能だ。
ただし、注意点が「3カ月無料は初回登録時のみ」「無料期間後、自動的に利用料金発生」「povoは対象外」となっている。実際、3カ月無料期間後の1年間の料金が34,680円となるため、利用する場合は4カ月目までには解約し上記の年間プランを利用した方がお得ではある。
また、KDDIの新料金サービス「povo」ではDAZN使い放題パックが行われており760円で7日間利用できる。データ容量を気にせず視聴できるサービスなので、短期間だけの利用を考えているユーザーにはおすすめである。
視聴コード
DAZNの視聴コードとは、楽天やyahoo!ショッピングにてDAZNギフトコードやDAZNプリペイドカードを購入後にDAZNにて入力するコードを指している。
さらに楽天市場のDAZN認定店でDAZNギフトコードを購入すると最大3カ月分お得になるキャンペーンがあり、「1ヵ月」「3カ月」「6カ月」「12カ月」と選べる。「12カ月」の27,000円を購入すると3カ月分お得に視聴が可能だ。この27,000円はDAZN公式の年間プラン(一括払い)と同様の金額となっている。
実際にDAZNにギフトコードを入力する場合、新規登録と既存の会員時で方法は異なっている。新規登録の場合は、登録時の支払い情報入力画面にて可能。既存の会員の場合は、マイ・アカウントのお支払情報入力画面より可能だ。
また、ギフトコード期間中に退会手続きを行えばギフトコードの利用期間終了後に自動退会となるが退会手続きを行わなかった場合は登録している支払い情報で請求が発生、自動的に継続となるので注意が必要である。
日本DAZNではプレミアリーグは見れない
プレミアリーグとは、イングランドのプロサッカー1部リーグを指しており20チームによって競われる。世界最高峰の高レベルリーグとして毎シーズン白熱した優勝争いが行われることで有名である。
世界的にも視聴者数が約10億人と圧倒的に多くテレビ放映権料も巨額であることで知られている。国内のDAZNは2022年現在のところ「権利獲得に至っていない」と発表しているため視聴は不可能である。しかし、現在もなお放映権の協議を継続して行っていることから今後はどうなるかまだ分からない状態である。
プレミアリーグの放映権獲得に至らなかったもののDAZNは「サッカー・チャンピオンズ・ツアー」全5試合の放映権やフランスのプロサッカーリーグ「リーグ・アン」の放映権、「ラ・リーガ」の放映権など数多くの放映権を獲得している。充分豪華なラインナップとなっているのも事実である。
なお、国内でプレミアリーグを視聴可能なサービスは「ABEMA」と「SPOTV NOW」の2つとなっている。
まとめ
DAZNの特徴から使い方、お得な登録方法などを紹介してきたがいかがだっただろうか。スポーツに特化したビデオ・オン・デマンド・サービスなのでスポーツファンなら気になっているサービスではないだろうか。
本記事をまとめると以下の通りである。
- 取り扱いスポーツは130以上、年間10,000試合以上の配信
- 配信サービスとしても多機能
- 対応デバイスが豊富
- 公式だけではなく他サービスからも視聴用のギフトコード購入が可能
- 2022年時点でプレミアリーグの視聴はできないが今後は分からない状態
ぜひ、本記事を参考にDAZNを楽しんで頂きたい。
">