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「日本一身近なコンビニ」が"日本一ブラック"だった?
24時間365日、どんな時でも開いていて便利―― そんな「日本のインフラ」とも言われるコンビニ、その代表格がセブンイレブンです。
けれど、そんな便利さの裏側には、 壮絶すぎるブラック労働の現実が隠されていました。
SNS、口コミ、5ちゃんねる、匿名掲示板―― 実際に働いた人たちの証言を集めると、そこには「ブラック」という一言では済まされない地獄の職場環境があったのです。
ノルマが地獄|「恵方巻買え」「チキンは自腹」常態化の闇
セブンイレブンの"ブラックあるある"として有名なのが、 「自爆営業(自腹で商品を買わされる)」です。
特に問題視されているのが季節商品。
- 恵方巻
- クリスマスケーキ
- おせち
- 土用の丑の日のうなぎ
- バレンタイン商品
これらを売り切るように指示され、売れ残った分は"従業員が買え"という圧力。
「ノルマ分売れなかったら、店長に"お前の責任"と言われて2万円分自腹で購入」
「アルバイトなのにケーキ2個買わされた。家族いないのに」
「売れなかったら自宅の冷蔵庫がチキンとケーキで埋まる」
これが全国のセブンで"暗黙のルール"としてまかり通っているのが現実。 もちろん、マニュアルには書かれていません。「空気で強制される」のです。
ワンオペ地獄|深夜勤務が命を削る
「セブンイレブンの深夜は楽そう」――そう思ってバイトに入った若者が、 現実に直面して絶望するケースは後を絶ちません。
なぜなら、"ワンオペ"という名の強制孤立労働が横行しているから。
- 商品補充
- 廃棄処理
- レジ接客
- トイレ掃除
- 発注
- 店内清掃
全部一人。 しかも深夜の酔っぱらいやトラブル客にも対応しないといけません。
「酔った客に絡まれても助けが来ない」
「カウンターに置いた瞬間、強盗に入られた。警察来るまで30分一人だった」
「休憩も取れず、立ちっぱなしで朝6時」
深夜勤務は時給が上がるとはいえ、命のリスクと引き換え。 それでも「人件費削減」としてワンオペが当然視されています。
「人が辞めても誰も補充されない」慢性的な人手不足
セブンイレブンは慢性的に人手不足です。 店舗数が多く、バイトを確保するのが難しい地方では、一人で複数役をこなす"無理ゲー状態"。
「3人分の仕事を1人でやらされた」
「風邪引いても代わりがいない。無理して出た」
「求人出しても応募ゼロ。面接来ても1日で辞める」
その結果、残った人がどんどん過労になり、さらに辞めていくという負のスパイラル。
しかも、人が辞めても本部は知らん顔。
「アルバイトがいなくても店は開け続けろ」―― これが現場への"無言の命令"なのです。
店長が壊れていく|実例に見る「労働崩壊」の最前線
過酷な勤務に耐え切れず、精神的に壊れていく店長・スタッフが続出しています。
中でも記憶に新しいのが、2022年に大分県内のセブンイレブンで発生した店長の自殺事件。
「半年間休みなく働き、疲労困憊の中で自死」
「38歳という若さで…遺族が労災申請し、認定された」
「店名は伏せられたままだが、ネットでは"あの店じゃないか?"と特定騒動まで」
これは氷山の一角。 実際には報道されないだけで、心身を壊すスタッフは全国で日々生まれているのです。
セブン本部の"冷酷"な対応に批判殺到
では、本部はこの状況をどう捉えているのか?
一言で言えば――無関心。 従業員の働き方に対する改善策や声明はほとんど見られず、問題が起きても「FCの判断」「店舗の問題」と切り捨てる。
「問い合わせても"店舗ごとの判断です"の一点張り」
「ノルマ強制の証拠があっても"知らぬ存ぜぬ"」
「バイトがSNSに投稿したら即クビ、言論統制かよ」
責任は一切取らず、指導は一方的。 それでいて売上とロイヤリティだけはしっかり吸い取る――まるで"吸血鬼"のような構造に、働く側は怒りを通り越して呆れています。
ネットの声:「働いたことあるけど、マジで二度と戻りたくない」
SNSや5ちゃんねるには、実際にセブンで働いた人の体験談があふれています。
「バイトで3年いたけど、地獄だった。途中から感情なくなった」
「大学時代やってたけど、精神的にキツくて辞めた」
「"セブン出身"ってだけでブラック耐性あると思われる」
中には、働いたことで"コンビニ恐怖症"になったという人も。
これだけの声が上がっているのに、改善が進まないどころか 「ブラックが制度化」されている現実に、業界そのものの問題が浮き彫りになります。
まとめ:「日本一身近な地獄」それがセブンイレブン
セブンイレブンの便利さは、現場スタッフの血と汗の上に成り立っている。 その事実を、我々はどれだけ理解しているでしょうか?
- 自爆営業で自腹を切らされ
- ワンオペで命の危険に晒され
- 辞めたくても辞められず
- 店長は精神を病み、自殺にまで至る
それでもセブン本部は動かない。 改善どころか「働く人を使い潰す構造」を維持し続けているのが現実です。
「バイトだから楽そう」「コンビニなんて誰でもできる」――そんな軽い気持ちで働き始めた人が、 いつしか"人間らしさ"を失っていく。
セブンイレブンは、 「日本一身近なコンビニ」であると同時に、「日本一身近なブラック企業」なのかもしれません。