アメックスカード

アメックスのマイル還元率はどれがお得?主要カードを徹底比較!【2025年最新版】

アメリカン・エキスプレス(アメックス)のクレジットカードは、高いステータス性と充実した特典で多くの方に支持されています。特にマイル還元率を重視する旅行好きの方々にとって、アメックスカードは最も注目すべき選択肢の一つです。

この記事では、アメックスの代表的なカードのマイル還元率を徹底比較し、あなたのライフスタイルや利用目的に最適なカードを見つけるための情報をお届けします。2025年最新の情報をもとに、それぞれのカードの特徴や還元率、年会費などを詳しく解説していきます。

アメックスのポイントプログラムとマイル交換の基本

アメックスカードで貯まるのは「メンバーシップ・リワード・ポイント」(MRポイント)です。このポイントは、1ポイント=1円として商品や特典と交換できるほか、様々な航空会社のマイルプログラムに移行することができます。

メンバーシップ・リワード・ポイントの基本

MRポイントは、アメックスカードでの買い物や各種サービスの利用で貯まります。基本的な還元率はカードによって異なりますが、1,000円につき1〜3ポイントが標準です。貯まったポイントに有効期限はなく、永続的に利用できるのが大きな魅力です(ただし、カード解約時にはポイントが失効します)。

マイル交換のパートナー航空会社

アメックスのMRポイントは、以下の主要航空会社のマイルプログラムに移行できます:

ANAマイレージクラブ
JALマイレージバンク
デルタ航空スカイマイル
ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブクラブ
シンガポール航空KrisFlyer
キャセイパシフィック アジアマイル
エミレーツ スカイワーズ
その他多数の航空会社
ポイントからマイルへの交換レート

2025年現在の標準的な交換レートは、主要航空会社では1,000MRポイント→1,000マイルとなっています。定期的に実施されるボーナスキャンペーンを利用すれば、「ポイント移行で25%増量」などのお得な機会もあり、効率よくマイルを貯めることができます。

アメックス主要カードのマイル還元率比較

それでは、アメックスの代表的なカードについて、マイル還元率を中心に徹底比較していきましょう。

1
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

年会費:
165,000円(税込)
通常還元率:
100円=1ANAマイル(1.0%)
ボーナスマイル:
ANA利用で最大1.8%相当
実質マイル還元率:
1.0%~1.5%超(最大1.8%相当)

特徴:

ANAのマイルを効率よく貯めることに特化した、プレミアムクラスの航空会社提携カードです。ANAマイレージクラブのスーパーフライヤーズカード会員資格が自動付与され、ANAマイルへの移行が無制限で可能です。ANA航空券購入時にボーナスマイルが付与され、空港サービスや付帯保険も最高クラスの充実度を誇ります。

メリット:

ANAマイルへの移行が無制限

ANAプレミアムクラスラウンジが無料で利用可能

搭乗ごとにプレミアムポイント加算(上級会員資格獲得に有利)

充実した旅行保険と手荷物無料サービス

プライオリティパス・プレステージ会員資格付与

デメリット:

年会費が非常に高額

他社の航空会社ではメリットが薄い

ANAをメインで利用しない人には不向き

こんな人におすすめ:

ANAをメインかつ頻繁に利用する方

ビジネスクラスの利用が多い方

ANAの上級会員ステータス獲得を目指す方

高額な年会費に見合った特典を活用できる方

2
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

年会費:
165,000円(税込)
通常還元率:
100円=1ポイント(1.0%)
特定加盟店でのボーナスポイント:
最大5倍
実質マイル還元率:
1.0%(移行先により実質1.5%相当)

特徴:

最上級クラスに位置するプラチナカードは、高額な年会費の代わりに圧倒的な特典と上質なサービスを提供します。主要航空会社(ANA含む)15社以上にマイル移行可能で、Marriott Bonvoyにも3:1で移行できる柔軟性が魅力です。コンシェルジュサービスや上級会員プログラムへの無料登録など、ラグジュアリーな体験を重視する方に適しています。ただし、ANAなどへの年間移行上限があります(40,000ポイント/年)。

メリット:

世界中の主要空港ラウンジが無料で利用可能(プライオリティパス・プレステージ会員資格付与)

様々な航空会社のマイルに移行できる柔軟性

フォーシーズンズやマリオットなどの高級ホテルで特典あり

専任のコンシェルジュサービス

国内外の特定加盟店でポイント最大5倍

デメリット:

年会費が非常に高額

通常利用時の還元率は標準的(1.0%)

主要航空会社への年間移行上限がある

こんな人におすすめ:

複数の航空会社を使うトラベラー

ラグジュアリーな旅行体験を求める方

海外出張が非常に多い方

年間の利用額が非常に高く、特典を最大限活用できる方

3
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費:
39,600円(税込)
通常還元率:
100円=1ポイント(1.0%)
ボーナスポイント:
レストランで最大2倍、海外利用で2倍
実質マイル還元率:
0.5~1.0%程度(移行先次第)

特徴:

中級者向けのゴールドカードは、食事や旅行に関する特典が充実しています。ポイント→マイルの移行レートは良好ですが、ANAへの年間移行上限があります(40,000ポイント)。Marriott Bonvoy経由でJALマイルへの移行も可能という柔軟性があります。レストランでのポイント2倍サービスや、海外利用時のポイント2倍など、マイルを効率よく貯めるための仕組みも整っています。

メリット:

レストランや海外利用でポイント2倍

国内主要空港ラウンジが無料で利用可能

旅行保険の補償額が高い

年間100万円以上の利用で翌年の年会費割引特典がある場合も

様々な航空会社のマイルに移行可能

デメリット:

年会費がやや高め

通常利用時の還元率は標準的(1.0%)

ANAへの年間移行上限がある

こんな人におすすめ:

マイル初心者~中級者

外食や旅行が多い方

海外出張や海外旅行が頻繁にある方

空港ラウンジの利用価値を感じる方

4
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費:
34,100円(税込)
通常還元率:
100円=1ANAマイル(1.0%)
ボーナスマイル:
ANA利用で1.5~2.0%相当
実質マイル還元率:
1.0%(ANAマイル特化)

特徴:

ANAのマイルを効率よく貯めることに特化した航空会社提携カードです。ANAマイレージクラブのワイドカード会員資格が自動付与され、ANA利用時には還元率が1.5~2.0%相当にアップします。貯まったポイントはANAマイルとして直接反映され、年会費に見合った特典と優待が提供されます。

メリット:

ANAマイレージクラブワイドカード会員資格付与

ANAラウンジが無料で利用可能

搭乗ごとにプレミアムポイント加算(上級会員資格獲得に有利)

国内空港の手荷物宅配サービス割引

フライト予約の優先予約枠

デメリット:

他社の航空会社ではメリットが薄い

通常利用時の還元率は標準的(1.0%)

MRポイントのような柔軟な交換先がない

こんな人におすすめ:

ANAユーザーでゴールド特典を活用したい人

ANAの上級会員ステータス獲得を目指す方

国内線利用が多く、空港ラウンジを活用したい方

ANAマイルを効率よく貯めたい方

5
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費:
49,500円(税込)
通常還元率:
100円=1ボンヴォイポイント
ボーナスポイント:
マリオット系列ホテルで最大6倍
実質マイル還元率:
1.0%~1.25%(Marriott→マイル換算時)

特徴:

マリオット・ボンヴォイの上級会員資格(ゴールドエリート)が自動付与される、ホテル特化型のアメックスカードです。Marriottポイントが3:1で40社以上の航空会社マイルに移行可能で、6万ポイント移行時には5,000マイルのボーナスがあります(実質1.25%の還元率)。マリオット系列ホテルでの利用ではポイントが最大6倍になり、毎年の継続特典として無料宿泊証が貰えます。

メリット:

マリオット・ボンヴォイのゴールドエリート会員資格が自動付与

ホテル利用でポイント最大6倍

年間無料宿泊特典(50,000ポイント相当まで)

40社以上の航空会社にポイント移行可能(6万ポイント移行時にボーナス)

デメリット:

年会費がやや高め

マリオット系列ホテルをよく利用しない場合は恩恵が少ない

マイル移行の手間がやや複雑

こんな人におすすめ:

ホテルも航空マイルも使いたい人

出張や旅行でマリオット系列ホテルをよく利用する方

ホテルでのステータスを重視する方

無料宿泊特典で元を取りたい方

6
アメリカン・エキスプレス・カード(グリーンカード)

年会費:
13,200円(税込)
通常還元率:
100円=1ポイント(1.0%)
実質マイル還元率:
0.5~0.75%

特徴:

アメックスの入門カードとして人気のグリーンカードは、比較的手頃な年会費で基本的なアメックスの特典を享受できます。プラチナ・ゴールドより還元率は劣りますが、移行先の幅は広いという特徴があります。ただし、ANAへの移行には別途年会費が必要になる点に注意が必要です。

メリット:

比較的リーズナブルな年会費

基本的なアメックス特典が利用可能

年会費に対するコストパフォーマンスが良い

ポイントの移行先が多い

デメリット:

還元率はやや低め(0.5~0.75%)

上位カードと比べて空港ラウンジなどの特典が限定的

ANAマイル移行に別途年会費が必要

こんな人におすすめ:

年会費を抑えつつマイル移行も試したい人

初めてアメックスカードを持つ方

年会費を抑えつつアメックスのステータスとマイル還元を望む方

マイル交換を主目的としているがヘビーユーザーではない方

7
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費:
28,600円(税込)
通常還元率:
100円=1スカイマイル(1.0%)
ボーナスマイル:
デルタ航空利用で2倍
実質マイル還元率:
1.0%(デルタマイル固定)

特徴:

デルタ航空のマイルを直接貯めることができる航空会社提携カードです。貯まったポイントはメンバーシップ・リワード・ポイントではなく、デルタスカイマイルとして貯まります。スカイチーム利用者には非常に便利で、デルタ航空を利用する際には手荷物料金が無料になるなどの優遇特典があります。

メリット:

デルタ航空利用で優先チェックイン、優先搭乗

最初のチェックイン手荷物1つ無料

デルタ航空ラウンジが年に2回無料で利用可能

スカイチームメンバー航空会社での特典利用が可能

デメリット:

デルタ航空以外の航空会社にマイルを移行できない

通常利用時の還元率は標準的(1.0%)

年会費に対する恩恵はデルタ利用頻度による

こんな人におすすめ:

デルタ航空やスカイチームユーザー

北米路線を頻繁に利用する方

デルタ航空のステータス(メダリオン)取得を目指す方

デルタ航空の優待特典を活用したい方

8
アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・カード

年会費:
16,500円(税込)
通常還元率:
100円=1ポイント(1.0%)
ボーナスポイント:
対象航空会社28社の航空券購入で3倍
実質マイル還元率:
最大3.0%(航空券購入時)

特徴:

航空券購入に特化した還元率が魅力のカードです。対象航空会社28社の航空券購入でポイント3倍(100円=3ポイント)となり、通常還元でも1.0%と標準的な還元率を確保しています。貯まったポイントは好きな航空会社マイルに移行可能で、ANAなど主要航空会社にも対応しています。

メリット:

対象航空会社の航空券購入で高還元率(3.0%)

複数の航空会社マイルに移行可能

比較的リーズナブルな年会費

航空チケット購入者向けの保険特典が充実

デメリット:

航空券購入以外では標準的な還元率

旅行関連の付帯サービスがゴールド以上のカードより少ない

空港ラウンジサービスが限定的

こんな人におすすめ:

自社で航空券を直接購入することが多い人

複数の航空会社を利用する方

航空券購入時の高還元率を活かしたい方

比較的低めの年会費でマイルを効率的に貯めたい方

9
アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・プレミア・カード

年会費:
35,200円(税込)
通常還元率:
100円=1ポイント(1.0%)
ボーナスポイント:
対象航空会社28社の航空券購入で5倍
実質マイル還元率:
最大5.0%(航空券購入時)

特徴:

スカイトラベラーカードの上位版で、航空券購入時の還元率が爆発的に高いのが特徴です。対象航空会社28社の航空券購入でポイント5倍となり、通常の5倍のポイントが貯まります。年会費は高めですが、年に1~2回の高額航空券購入でも元を取れる可能性があります。ANAなど主要航空会社へのマイル移行も可能です。

メリット:

対象航空会社の航空券購入で超高還元率(5.0%)

複数の航空会社マイルに移行可能

航空券関連の保険が充実

プライオリティパス・スタンダード会員資格付与

デメリット:

航空券購入以外では標準的な還元率

年会費がやや高め

航空券を頻繁に購入しない場合はメリットが薄い

こんな人におすすめ:

年に1~2回の高額航空券購入でもペイできる人

複数の航空会社を利用する方

航空券購入時の超高還元率を活かしたい方

海外旅行が多く旅行保険サービスの恩恵を受けられる方

10
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費:
36,300円(税込)
通常還元率:
100円=1ポイント(1.0%)
ビジネス関連利用でボーナスポイント:
最大2倍
実質マイル還元率:
0.5~1.0%(法人利用でもマイル可)

特徴:

法人や個人事業主向けのビジネスゴールドカードは、経費管理の効率化とビジネス関連の特典が魅力です。法人・個人事業主向けで、高額決済が多い人には有利です。MRP(メンバーシップ・リワード・プログラム)登録で移行効率をアップさせることができます。

メリット:

経費の明細管理が容易

ビジネス関連の支出でポイント優遇

追加カードの発行が可能

個人カードと別にポイントが貯まる(すでに個人カードを持っている方におすすめ)

デメリット:

個人利用での特典は限定的

通常利用時の還元率は標準的(1.0%)

年会費はやや高め

こんな人におすすめ:

経費決済でマイルを大量に貯めたい人

個人事業主や中小企業経営者

ビジネス支出が多い会社員

経費とプライベート支出を分けたい方

11
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)
年会費:
7,700円(税込)
通常還元率:
100円=1ANAマイル(1.0%)
ボーナスマイル:
ANA利用でボーナスあり
実質マイル還元率:
0.5~1.0%

特徴:

ANAマイルに特化した入門向けカードです。年会費が比較的安く、ANAマイルを気軽に貯め始めたい方に適しています。移行レートは悪くないですが、上限があり、上位カードと比べると付帯特典は控えめです。

メリット:

年会費が比較的安価

ANAマイレージクラブへの入会金・年会費が無料

ANAマイルに直接交換できる

基本的なANA利用特典あり

デメリット:

上位ANAカードと比べて特典が限定的

ラウンジ利用などの空港サービスがない

マイル移行上限あり

こんな人におすすめ:

年会費を抑えてANAマイルを試しに貯めたい人

ANAを時々利用する程度の方

ANAカードを初めて持つ方

基本的なANA特典で十分という方

12
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

年会費:
49,500円(税込)
通常還元率:
100円=1スカイマイル(1.0%)
ボーナスマイル:
デルタ航空利用で3倍
特典:
デルタ上級会員資格(ゴールドメダリオン)を自動付与

特徴:

デルタ航空上級会員資格(ゴールドメダリオン)を自動付与する最上級の航空会社提携カードです。スカイチーム利用者には極めて強力な特典が揃い、デルタ航空の上級会員として様々な優遇を受けることができます。北米路線やスカイチーム加盟航空会社をよく利用する方にとっては、年会費以上の価値を提供します。

メリット:

デルタ航空ゴールドメダリオン会員資格が自動付与

スカイチーム加盟航空会社での優先チェックインなどの特典

デルタ航空のラウンジが無料で利用可能

手荷物優先取り扱いサービス

アップグレード優先候補者になれる

デメリット:

年会費が高い

デルタ航空以外の航空会社にマイルを移行できない

デルタ航空をほとんど利用しない場合は価値が低い

こんな人におすすめ:

海外出張が多くデルタ便に乗ることが多い人

北米路線を頻繁に利用する方

デルタ航空の上級会員特典を活用したい方

スカイチーム加盟航空会社をよく利用する方

主要アメックスカードのマイル比較まとめ

アメリカン・エキスプレス発行のクレジットカードには、マイルの貯まりやすさや移行の柔軟性に大きな違いがあります。
この表では、年会費・還元率・移行先・分類・コスパ評価など、主要な項目をまとめて一覧にしました。目的に応じて、最適な1枚を選ぶ参考にしてください。

※横にスクロールできます ▶▶

カード名 年会費 通常還元率 最大還元率 マイル
移行先
分類 コスパ
評価
備考
ANAアメックス・プレミアム 165,000円 1.5% 最大4.5% ANA専用 ANA特化型 ★★★☆☆ ANA航空券購入で最大4.5%
アメックス・プラチナ 165,000円 1.0% 最大3.0% ANA含む15社 マルチ航空 ★★★☆☆ 特約店でポイント3倍
アメックス・ゴールド 39,600円 1.0% 最大10.0% ANA含む15社 マルチ航空 ★★★★☆ 提携店舗で最大10%
ANAアメックス・ゴールド 34,100円 1.0% 最大3.0% ANA専用 ANA特化型 ★★★★☆ ANA利用でポイントUP
Marriott Bonvoy プレミアム 49,500円 1.0% 最大1.25% 40社以上 ホテル経由型 ★★★★☆ 6万pt毎に5千マイル加算
アメックス・グリーン 13,200円 1.0% 最大3.0% ANA含む15社 マルチ航空 ★★★★☆ 特約店でポイント3倍
デルタアメックス・ゴールド 28,600円 1.0% 最大1.5% デルタ固定 外資特化 ★★★☆☆ 海外利用で1.5%還元
スカイトラベラー 16,500円 1.0% 最大3.0% ANA含む28社 マルチ航空 ★★★★★ 航空券購入で3倍
スカイトラベラー・プレミア 35,200円 1.0% 最大5.0% ANA含む28社 マルチ航空 ★★★★☆ 航空券購入で5倍
アメックス・ビジネス・ゴールド 49,500円 1.0% 1.0% ANA含む15社 マルチ航空 ★★★☆☆ 事業用経費に◎
ANAアメックス(一般) 7,700円 1.0% 最大1.5% ANA専用 ANA特化型 ★★★★☆ ANA利用で1.5%
デルタアメックス・プラチナ 49,500円 1.0% 最大1.5% デルタ固定 外資特化 ★★☆☆☆ 上級会員資格あり
💡補足:各表の内容は2025年4月時点の情報に基づいています。最新の移行レートや年会費は公式サイトをご確認ください。

マイル還元率を最大化するための活用術

1
ボーナスポイントサービスを活用する

アメックスには、特定の加盟店や用途でポイントが倍になるサービスがあります。例えば:

レストラン利用(ゴールドカード)

海外利用(ゴールド・プラチナカード)

特定のオンラインショッピング

航空券購入

これらを積極的に活用することで、実質的なマイル還元率を大幅に向上させることができます。

2
ポイント移行ボーナスキャンペーンを狙う

アメックスでは定期的に「ポイント移行ボーナスキャンペーン」を実施しています。例えば「25%増量」や「30%増量」などの特典があり、これを利用することで実質的なマイル還元率が1.25倍、1.3倍になります。大量のポイントを移行する場合は、このキャンペーンを待つことをおすすめします。

3
紹介プログラムを活用する

友人や家族にアメックスカードを紹介すると、紹介者にもボーナスポイントが付与されます。例えば、1人紹介するごとに10,000ポイント(=10,000マイル相当)がもらえるキャンペーンなどが定期的に実施されています。

4
アメックスのオンラインモール経由で買い物をする

アメックスのボーナスポイントモールを経由してオンラインショッピングをすると、通常のポイントに加えてボーナスポイントが貯まります。大手ECサイトや旅行予約サイトなど、様々な加盟店があり、ポイント還元率が2倍〜20倍になることも。

5
メンバーシップ・リワード・プラス(MRP)登録をする

MRP登録をすることでマイル移行効率が大きくアップするので、実質還元率の底上げに繋がります。特にグリーン・ゴールドカード利用者は必須と言えるでしょう。登録には別途年会費がかかりますが、マイルをたくさん貯めたい方には費用対効果が高い選択肢です。

航空会社別のマイル価値と還元率比較

アメックスカードで貯めたMRポイントは、様々な航空会社のマイルに交換できますが、マイルの価値(使い勝手)は航空会社によって異なります。主要航空会社のマイル価値を比較してみましょう。

ANAマイレージクラブ

交換レート:1,000MRポイント→1,000マイル

特徴:

国内線特典航空券の入手しやすさ

スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券にも使用可能

シーズナリティ(繁忙期は必要マイル数増加)あり

特典航空券の予約が比較的取りやすい

おすすめの使い方:

国内線のアップグレード

ヨーロッパやアジア方面の特典航空券

スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券

JALマイレージバンク

交換レート:1,000MRポイント→1,000マイル

特徴:

ワンワールド加盟航空会社の特典航空券に使用可能

国際線特典航空券の選択肢が豊富

マイルの有効期限は3年(延長可能)

特典航空券の座席確保が比較的難しい場合も

おすすめの使い方:

ワンワールド加盟航空会社の特典航空券

北米路線の特典航空券

ファーストクラスへのアップグレード

デルタ航空スカイマイル

交換レート:1,000MRポイント→1,000マイル

特徴:

スカイチームメンバー航空会社の特典航空券に使用可能

マイルの有効期限なし

日本発着便の特典航空券の入手しやすさ

北米国内線への特典航空券が取りやすい

おすすめの使い方:

北米路線の特典航空券

スカイチームメンバー航空会社の特典航空券

北米国内線の特典航空券

シンガポール航空KrisFlyer

交換レート:1,000MRポイント→1,000マイル

特徴:

高品質なサービスで知られるシンガポール航空の特典航空券

スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券にも使用可能

マイルの有効期限は3年

シンガポール航空のファーストクラスやスイートクラスの特典航空券は価値が高い

おすすめの使い方:

シンガポール航空のビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券

東南アジア方面の特典航空券

アップグレード

アメックスカード選びのポイント:マイル還元率以外の要素

マイル還元率は重要な要素ですが、それだけでカードを選ぶと後悔する可能性もあります。以下の要素も考慮しましょう。

1

年会費とサービスのバランス

年会費が高いカードほど特典も充実していますが、それらの特典を活用できるかどうかを考えましょう。例えば:

プラチナカードの空港ラウンジ無料特典は、年に数回しか飛行機に乗らない人には価値が低い

ホテル優待は、高級ホテルをよく利用する人にとっては大きな価値がある

コンシェルジュサービスは、忙しいビジネスパーソンには時間節約になる

2

保険の充実度

アメックスカードには充実した旅行保険が付帯していますが、カードによって補償内容や金額が異なります。

海外旅行が多い方は、海外旅行保険の補償額が高いカードが安心

高額な買い物をする方は、ショッピング保険の補償が充実したカードが有利

レンタカーを利用する機会が多い方は、レンタカー保険が付帯するカードがおすすめ

3

特典の使いやすさ

カードによって提供される特典の内容や使いやすさが異なります。

空港ラウンジ利用:利用できるラウンジの数や質

ホテル特典:優先予約、アップグレード、朝食無料などの特典内容

コンシェルジュサービス:24時間対応か、専任担当者がつくかなど

4

航空会社の選択と用途

どの航空会社を主に利用するか、マイルをどのように使いたいかによって最適なカードは変わります。

「ANAにしか使わない」のか「外資航空会社も含めて自由度を求める」のかで、最適カードは大きく変わります

マイルを貯めることを最優先するか、空港サービスも重視するか

海外出張や海外旅行の頻度と渡航先

まとめ:あなたに最適なアメックスカードは?

アメックスカードのマイル還元率と特徴を徹底比較してきましたが、最終的には自分のライフスタイルや利用目的に合ったカードを選ぶことが重要です。


ANAヘビーユーザーにおすすめ:

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードANAを頻繁に使う人や、ビジネスクラスを利用する方に最適。ANAマイルへの移行が無制限で、最大1.8%相当の高還元率を誇ります。空港ラウンジや手荷物サービスなど充実した特典も魅力です。


複数航空会社利用者におすすめ:

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード多様な航空会社を利用するトラベラーに最適です。15社以上の主要航空会社にポイント移行可能で、世界中の空港ラウンジが利用できるなど、国際的な旅行者に強力な特典を提供します。


マイル初心者~中級者におすすめ:

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードバランスの取れた特典とポイント還元率で、マイル初心者から中級者まで使いやすいカードです。レストランや海外利用でのボーナスポイントも魅力的で、空港ラウンジも利用できます。


ANAゴールド特典ユーザーにおすすめ:

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードANAユーザーでゴールド特典を活用したい方に適しています。ANA利用で還元率がアップし、ラウンジ利用などの特典も充実しているため、ANAを定期的に利用する方におすすめです。


ホテルも航空マイルも使いたい方に:

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードマリオット系列ホテルをよく利用し、航空マイルも貯めたい方におすすめです。ホテルでの高還元率と40社以上の航空会社へのポイント移行という柔軟性を兼ね備えています。


年会費を抑えたい方におすすめ:
アメリカン・エキスプレス・カード(グリーンカード)年会費を抑えつつマイル移行も試したい方に最適です。基本的なアメックス特典を利用でき、コストパフォーマンスに優れたカードとして人気があります。

デルタ航空利用者におすすめ:
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードデルタ航空やスカイチームユーザーに最適です。デルタマイルとして直接貯まり、手荷物無料や優先搭乗などの特典も充実しています。北米路線利用者にとって特に価値があります。

航空券購入でマイルを貯めたい方に:
アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・カード自社で航空券を直接購入することが多い方に最適です。対象航空会社の航空券購入で最大3%の高還元率を実現し、複数の航空会社マイルに移行可能な柔軟性も兼ね備えています。

ビジネス利用者におすすめ:
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード法人や個人事業主の方に最適です。経費決済でマイルを大量に貯められるほか、経費の明細管理が容易で、ビジネス関連支出でのポイント優遇も魅力。個人カードとは別にポイントを貯められるため、マイル獲得の機会が倍増します。

高額航空券購入者におすすめ:
アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・プレミア・カード航空券購入時の還元率が驚異の最大5.0%と爆発的に高いカードです。年に1~2回の高額航空券購入だけでも年会費以上の価値を得られる可能性があり、頻繁に航空券を購入する方にとって最強の選択肢です。

ANAマイル入門者におすすめ:
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)年会費わずか7,700円でANAマイルを気軽に貯め始めたい方に最適です。ANAマイレージクラブへの入会金・年会費が無料になり、基本的なANA利用特典も付いています。まずは手軽にANAマイルの世界を体験したい方におすすめです。

デルタ上級会員資格を求める方に:
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードデルタ航空のゴールドメダリオン会員資格が自動付与される特別なカードです。北米路線を頻繁に利用する方やスカイチーム加盟航空会社を利用する国際的なビジネスパーソンにとって、上級会員としての優遇サービスは年会費を大きく上回る価値を提供します。

どのカードを選ぶにしても、アメックスのメンバーシップ・リワード・プログラムは柔軟性が高く、様々な航空会社のマイルに交換できるため、マイルを貯めて特典旅行を楽しみたい方には非常におすすめです。

重要なのは「ANAにしか使わない」のか「外資航空会社も含めて自由度を求める」のかで、最適カードが大きく変わることを理解すること。年会費と特典のバランス、自分の旅行頻度や利用傾向に合わせて、最適なアメックスカードを選びましょう。

最後に、メンバーシップ・リワード・プラス(MRP)登録をすることでマイル移行効率が大きくアップするので、特にグリーン・ゴールドカード利用者は必須と言えます。アメックスカードは定期的に入会キャンペーンを実施していますので、入会時のボーナスポイントが大幅に増額される機会を狙うことも賢明です。マイル還元率の高いカードで、素敵な特典旅行を実現させましょう!

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