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アメックスポイントを1番効率よくマイルに変える方法 - プロが教える裏ワザ集


あなたはアメックスカードを持っていながら、貯まったポイントを有効活用できていないと感じたことはありませんか?実は、アメックスのメンバーシップ・リワード・ポイントは、上手に活用すれば一般的な還元率をはるかに超える価値を生み出すことができるのです。特に航空マイルへの交換は、最も効率的なポイント活用法の一つとして知られています。

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アメックスで貯めたポイントをマイルに交換する際、最も重要なのはその交換レートです。交換レートが良いほど高還元率となり、お得にマイルを獲得できます。アメックスでは「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することで、ポイント交換レートを大幅に向上させることができます。この特別なプログラムには年間参加費3,300円(税込)がかかりますが、ポイント交換時のみ加入してすぐに解約することで、コストを最小限に抑えられます。

今回は、アメックスポイントを最も効率よくマイルに変換する方法から、マイル交換のタイミング、そして知る人ぞ知る裏ワザまで、徹底的に解説していきます。この記事を読めば、あなたもマイル上級者の仲間入りができるでしょう。

アメックスポイントの基本と交換先の選択

アメックスのポイントシステムである「メンバーシップ・リワード」は、日常の買い物からビジネス利用まで、様々な場面でポイントを貯められる充実したプログラムです。

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アメックスカードを利用すると、基本的に100円につき1ポイントが貯まります。このポイントは最大3年間の有効期限がありますが、マイルや提携ポイントに一度でも交換すれば有効期限は無期限になるという特徴があります。また、メンバーシップ・リワード・プラスに登録することでも、ポイントの有効期限を無期限にできます。

貯まったポイントは、様々な形で使うことができますが、最も価値を高められるのはやはり航空会社のマイルへの交換です。

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アメックスのポイントは、全日空(ANA)や日本航空(JAL)を含む16の提携航空会社のマイルに移行可能です。これには国際的な主要航空会社も多く含まれており、デルタ航空、シンガポール航空、エミレーツ航空、カタール航空などへの交換も可能です。

しかし、すべての航空会社のマイルが同じ価値を持つわけではありません。マイルの使い道や特典航空券の価値を考慮すると、最も効率的な交換先はANAマイルであると言えます。

メンバーシップ・リワード・プラスで交換レートを最大化

アメックスポイントをマイルに交換する際、最も重要なのが交換レートです。ここでカギとなるのが「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録です。

メンバーシップ・リワード・プラスは、年間参加費3,300円(税込)で利用できるオプションプログラムです。このプログラムに登録すると、マイルや提携ポイントへの交換レートが大幅にアップします。例えば、ANAマイルへの交換レートは未登録の場合「2,000ポイント→1,000マイル(還元率0.5%)」ですが、登録すると「1,000ポイント→1,000マイル(還元率1.0%)」と2倍になります。

さらに、メンバーシップ・リワード・プラスには、ポイントを効率的に貯める機能も備わっています。

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登録すると特定のサービスでの利用で100円につき3ポイント(通常の3倍)貯められるようになります。対象となるのはiTunes Store/App Store、Yahoo!JAPAN、JAL(日本航空)などの提携店です。また、このプログラムに登録するとポイントの有効期限が無期限になるため、長期的なマイル貯蓄計画が立てやすくなります。

ただし、注意点もあります。特にANAマイルに交換する場合には、追加の手続きと費用が必要になります。

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ANAマイルに交換するには、「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録が必要で、これには年間参加費5,500円(税込)がかかります。ただし、アメックス・プラチナカード会員とビジネス・プラチナカード会員は、この参加費が無料となります。

航空会社別・最適な交換レートとストラテジー

アメックスポイントを航空会社のマイルに交換する際、交換レートは航空会社によって大きく異なります。以下では、主要な航空会社への交換レートと特徴を解説します。

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ANAマイル – 最高の交換レート

ANAマイルへの交換は、アメックスポイントの中で最も高い還元率を誇ります。メンバーシップ・リワード・プラス登録者は1ポイント=1マイルの交換レートとなり、実質1.0%の還元率になります。これは他の航空会社と比較しても非常に優れた数値です。

ただし、ANAマイルへの交換には年間上限があることに注意が必要です。メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合は80,000ポイント(=40,000マイル)まで、登録済みの場合は40,000ポイント(=40,000マイル)までという制限があります。複数のアメックスカードを持っている場合、これらの上限は合算して計算されます。

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JALマイル – 上限なしの交換が可能

JALマイルへの交換は、2020年10月に復活したサービスです。交換レートはANAと比べると低いものの、年間の交換上限がないという大きなメリットがあります。特に大量のポイントを一度に交換したい場合には有効なオプションとなります。

メンバーシップ・リワード・プラス登録者でも、JALマイルへの交換レートは最高0.4%程度となります。これはANAマイルの半分以下の還元率ですが、年間交換上限がないため、40,000マイル以上の大量交換を行う場合には検討する価値があります。

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海外航空会社のマイル – 特定路線でお得

アメックスポイントは、ANAやJAL以外にも14社の提携航空会社のマイルに交換できます。メンバーシップ・リワード・プラス登録者の場合、多くの海外航空会社で0.8%程度の還元率となります。

中でも特におすすめなのがシンガポール航空のクリスフライヤーやエミレーツ航空のスカイワーズなど、特定の路線や特典プログラムに強みを持つ航空会社です。例えば、シンガポール航空のファーストクラスやスイートクラスは、クリスフライヤーのマイルでしか予約できないため、その路線を利用したい場合には価値の高い交換先となります。

マイル交換の裏ワザと効率化テクニック

ここからは、より効率的にアメックスポイントをマイルに交換するための裏ワザをご紹介します。これらのテクニックを駆使すれば、一般的な方法よりもさらに高い価値をポイントから引き出すことができるでしょう。

1
ポイント移行のタイミングを最適化する

ポイント移行には一定の時間がかかります。特に初回の移行は通常2週間程度を要し、2回目以降も航空会社によって所要日数が異なります。また、年末のポイント移行は12月15日までに申し込む必要があり、それ以降は翌年の移行分として計算されます。

したがって、特典航空券を予約したい時期の1ヶ月以上前にはポイント移行の手続きを済ませておくことをお勧めします。特に人気の高いファーストクラスや繁忙期の特典航空券は、発売と同時に予約が埋まってしまうことも少なくありません。

2
プラチナカードのメリットを最大活用

アメックス・プラチナカードとビジネス・プラチナカードの会員は、メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費3,300円(税込)とANAコースの年間参加費5,500円(税込)が無料になります。これだけで年間8,800円のコスト削減となり、プラチナカードの年会費の一部を相殺できます。

プラチナカードを持っている場合は、必ずこれらのプログラムに登録しておきましょう。コストゼロでポイント交換レートを最大化できる特別な特典です。

3
ポイント有効期限の無期限化を活用

アメックスポイントの有効期限は最大3年ですが、メンバーシップ・リワード・プラスに登録するか、一度でもポイント交換をすることで有効期限を無期限化できます。この特性を活かし、少額のポイントを一度交換しておくことで、残りのポイントを無期限に保持する戦略が取れます。

例えば、1,000ポイントだけを何らかのマイルやポイントに交換しておくことで、残りのポイントも無期限となり、最適なタイミングや為替レートを待って交換することが可能になります。

4
ボーナスポイントプログラムの戦略的活用

メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、特定の提携店では100円につき3ポイント(通常の3倍)が貯まります。これらの提携店には、iTunes Store/App Store、Yahoo!JAPAN、JALなどが含まれています。

これらの提携店で積極的に買い物をすることで、通常の3倍のスピードでポイントを貯めることができます。特に定期的に利用するサービスや大きな買い物の際には、これらの提携店を優先的に利用するようにしましょう。

5
ANAアメックスカードの活用

頻繁にANAを利用する場合は、ANAアメリカン・エキスプレス・カードの使用を検討すると良いでしょう。ANA搭乗券や旅行商品を購入する際、ANAアメックスカードではポイントが1.5倍、ANAアメックス・ゴールド・カードでは2倍になります。さらに、ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて搭乗ボーナスマイルも獲得できます。また、カード入会時と継続時にもボーナスマイルが付与されるため、より早くマイルを貯めることができます。

6
年末のポイント移行計画を立てる

年内のポイント移行は12月15日までにオンラインで申し込む必要があります(電話での申込みの場合は12月25日まで)。それ以降に申し込んだ場合や、照合不一致などで年内に手続きが完了しなかった場合は、翌年の移行分として計算されます。

ANAマイルへの年間移行上限がある場合、年末に近づいたらその年の残り移行可能分を確認し、最大限活用するプランを立てましょう。特に翌年に大きな旅行を予定している場合は、年末までに必要なマイル数を確保しておくことをお勧めします。

マイルの価値を最大化する活用法

アメックスポイントをマイルに交換した後、そのマイルをどう使うかも重要なポイントです。マイルの価値を最大化するための活用法をご紹介します。

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ビジネスクラス・ファーストクラスの特典航空券

1マイルの価値は一般的に2円程度と言われていますが、特典航空券次第では1マイル10円の価値に跳ね上がる場合もあります。特にビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券に交換すると、マイルの価値が大幅に向上します。

例えば、東京-ニューヨーク間のANAビジネスクラスは片道約75,000マイルで交換できますが、現金で購入すると40万円以上することもあり、この場合1マイルの価値は5円以上になります。ファーストクラスならさらに価値が高まり、1マイル8〜10円の価値になることも珍しくありません。

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オフシーズンでの特典航空券予約

特典航空券は、旅行のオフシーズンに予約すると比較的入手しやすくなります。さらに、一部の航空会社では、オフシーズンに必要なマイル数が少なくなるプロモーションを実施していることもあります。

例えば、1月や2月のヨーロッパ行き、9月のハワイ行きなど、観光客が比較的少ない時期を狙うと、少ないマイル数で特典航空券を入手できる可能性が高まります。

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マイレージプログラムのプロモーションを活用

各航空会社のマイレージプログラムでは、定期的にボーナスマイルキャンペーンやマイル交換のボーナスプロモーションが実施されています。こうしたプロモーションを活用すれば、さらに効率よくマイルを増やせます。

特に注目すべきは、マイル購入時のボーナスキャンペーンや、ホテルステイでのマイル加算ボーナス、特定路線での搭乗ボーナスなどです。こうした情報は各航空会社のニュースレターやウェブサイトでチェックしておきましょう。

マイル交換時の注意点と落とし穴

アメックスポイントのマイル交換には、いくつかの注意点や落とし穴が存在します。これらを知っておくことで、思わぬトラブルを避けることができます。

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移行後の変更・キャンセル不可

マイルへの移行申し込み後は、変更やキャンセルができません。また、提携先プログラムの登録番号と照合ができない場合やシステムメンテナンスなどにより、予定通りに移行されないことがあります。

したがって、マイル移行の申し込み前に、移行先の航空会社のマイレージプログラム会員番号が正確かどうか、また移行するポイント数に間違いがないかを慎重に確認しましょう。

📊
年間移行上限の管理

ANAマイルへの交換には年間上限があります。メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合は80,000ポイント(=40,000マイル)まで、登録済みの場合は40,000ポイント(=40,000マイル)までという制限です。また、複数のアメックスカードを持っている場合、各カードからの移行分を合算して上限が計算されます。

年間の移行計画を立てる際は、この上限を考慮に入れることが重要です。特に大量のマイルが必要な長距離国際線のビジネスクラスやファーストクラスを検討している場合は、複数年にわたって計画的にマイルを貯める必要があるかもしれません。

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マイルの有効期限

ANAマイルの有効期限は、マイル獲得日(移行完了日)から36ヶ月後の月末までです。ただし、午前0時~1時のお申し込みの場合は、システムの仕様上、前日起算となることに注意が必要です。

マイルには有効期限があるため、使わないまま失効してしまうことがないよう、計画的に使用することが大切です。定期的にマイル残高と有効期限を確認し、期限が近づいているマイルから優先的に使用するようにしましょう。

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移行時の為替変動リスク

海外の航空会社のマイルに交換する場合、為替レートの変動によって実質的な交換レートが変わることがあります。特に為替レートが大きく変動する時期には、マイルの価値も変動する可能性があります。

為替レートが円高の時期に海外航空会社のマイルに交換すると、より有利になる傾向があります。可能であれば、為替レートの動向も考慮に入れてマイル交換のタイミングを検討するとよいでしょう。

アメックスカード別・最適なマイル戦略

アメックスのカードにはいくつかの種類があり、カードによってポイント還元率やマイル交換の条件が異なります。ここでは、主要なアメックスカード別に最適なマイル戦略を解説します。

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アメックス・プラチナ/ビジネス・プラチナカード

プラチナカード会員は、メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費3,300円(税込)とANAコースの年間参加費5,500円(税込)が無料となる特典があります。この特典だけで年間8,800円のコスト削減となり、プラチナカードの高額な年会費の一部を相殺できます。

また、プラチナカードはポイント還元率も高く、特に海外利用でのボーナスポイントが魅力です。海外旅行や出張が多い方は、プラチナカードでの支払いを中心にポイントを貯め、ANAマイルに効率よく交換するのが最適な戦略と言えるでしょう。

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アメックス・ゴールドカード

ゴールドカード会員は、ANAマイルへの移行には年間参加費5,500円(税込)がかかります。また、メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費3,300円(税込)も別途必要です。

ゴールドカード会員がANAマイルへの交換を考えている場合、年間で交換するポイント数が多ければ、これらの参加費を支払ってもお得になる可能性が高いです。例えば、20,000ポイント以上をANAマイルに交換する予定があれば、メンバーシップ・リワード・プラスに加入する価値があると言えるでしょう。

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ANAアメックスカード

ANAアメックスカードは、ANAマイルを直接貯められるカードです。ANA搭乗券や旅行商品を購入する際、ANAアメックスカードではポイントが1.5倍、ANAアメックス・ゴールド・カードでは2倍になります。さらに、ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて搭乗ボーナスマイルも獲得できます。ただし、ANAアメックスカードでポイントをマイルに交換するには「ポイント移行コース」(年間参加費6,600円税込、2年目以降自動更新)への登録が必要です。なお、ANAアメックス・ゴールド/プレミアムカードは、この参加費が無料となります。

ANAを頻繁に利用する方や、ANAマイルを集中的に貯めたい方には、ANAアメックスカードが最適な選択と言えるでしょう。特にANAの上級会員(プレミアムメンバー)であれば、ANAアメックスカードとの相乗効果でさらに効率よくマイルを貯められます。

上級者向け・マイレージプログラムの相互活用術

真のマイル上級者は、異なる航空会社のマイレージプログラムを相互に活用することで、より効率的にマイルを活用します。ここでは、そのテクニックを紹介します。

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航空連合(アライアンス)を活用したマイル特典

ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドという航空連合(アライアンス)に所属しています。それぞれのマイレージプログラムでは、同じアライアンスに所属する他の航空会社の特典航空券にもマイルを使用できます。

例えば、ANAマイルはルフトハンザやユナイテッド航空など、スターアライアンス加盟の航空会社の特典航空券に使用できます。これにより、ANAが直接運航していない路線でも特典航空券を予約することが可能です。

特に、同じ区間でも航空会社によって必要マイル数が異なることがあるため、最もマイル数の少ない航空会社を選ぶことで効率的にマイルを使用できます。

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提携ホテルとの相互ポイント活用

アメックスのポイントは、航空会社のマイル以外にも、提携ホテルグループのポイントに移行することができます。これらのホテルポイントは、宿泊に使用するだけでなく、さらに航空会社のマイルに交換できる場合もあります。

例えば、アメックスポイントをマリオットボンヴォイポイントに交換し、さらにそれを航空会社のマイルに交換する際、ボーナスマイルが付与されるプロモーションが行われることがあります。こうした二段階の交換で、通常よりも多くのマイルを獲得できる可能性があります。

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複数のマイレージプログラムを使い分ける

特定の航空会社のマイルにこだわらず、複数の航空会社のマイレージプログラムを使い分けることで、より柔軟にマイルを活用できます。例えば、短距離国内線にはANAやJALのマイルを、長距離国際線にはシンガポール航空やカタール航空のマイルを使うといった戦略です。

各航空会社のマイレージプログラムには強みと弱みがあるため、行き先や旅行スタイルに合わせて最適なプログラムを選ぶことが重要です。アメックスポイントは多くの航空会社のマイルに交換できるという柔軟性があるため、こうした使い分けが可能になります。

まとめ:あなたのマイル戦略を最適化する7つのステップ

アメックスポイントを最も効率的にマイルに変換するための7つのステップをまとめます。これらを実践すれば、あなたも効率よくマイルを貯めて特典航空券を獲得できるでしょう。

1

メンバーシップ・リワード・プラスに登録する - 年間参加費3,300円(税込)で交換レートが倍増し、ポイント有効期限も無期限になります。年に1回大量のポイントを交換する際だけ加入すれば、コストを最小限に抑えられます。

2

ANAマイルを優先的に選ぶ - 交換レートが最も高く、1ポイント=1マイル(還元率1.0%)という優れた交換レートを実現できます。ただし、年間交換上限に注意しましょう。

3

ボーナスポイントプログラムを活用する - 提携店でのカード利用でポイントが3倍になる特典を積極的に活用し、効率よくポイントを貯めましょう。

4

プラチナカードの特典を最大限に活用する - プラチナカード会員は、メンバーシップ・リワード・プラスとANAコースの年間参加費が無料になるため、これらのプログラムに必ず登録しておきましょう。

5

マイル移行のタイミングを計画する - 初回の移行は2週間程度かかるため、特典航空券の予約を考えている時期の1ヶ月以上前にはポイント移行の手続きを済ませておきましょう。また、年末のポイント移行は12月15日までに申し込む必要があります。

6

マイルの価値を最大化する使い方を選ぶ - マイルの価値を最大化するには、ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券に交換するのが効果的です。一般的に1マイルの価値は2円程度ですが、上級クラスの特典航空券では1マイル8~10円の価値になることもあります。

7

複数のマイレージプログラムを戦略的に使い分ける - 特定の航空会社のマイルにこだわらず、行き先や旅行スタイルに合わせて最適なマイレージプログラムを選びましょう。アメックスポイントの最大の魅力は、多くの航空会社のマイルに交換できる柔軟性にあります。

マイル上級者だけが知るとっておきの裏ワザ

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ボーナスキャンペーンを狙い撃ちする

アメックスや航空会社では、定期的にポイントやマイルのボーナスキャンペーンを実施しています。例えば、特定期間中のポイント交換で通常より多くのマイルが獲得できたり、特定カテゴリでの利用でボーナスポイントが付与されたりするキャンペーンです。

これらのキャンペーン情報をいち早くキャッチするには、アメックスや各航空会社のメールマガジンに登録しておくことをお勧めします。また、マイル系のブログやSNSをフォローしておくと、最新のお得な情報が入手できます。

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家族カードを活用したポイント集約

アメックスでは、家族カードを発行することができます。家族カードで貯まったポイントは本会員のポイントに合算されるため、家族全体でのポイント獲得効率が向上します。

特に、頻繁に利用する店舗やサービスに合わせて、本会員と家族会員でカードを使い分けることで、より効率的にポイントを貯めることができます。例えば、通勤や出張で交通費を多く使う家族にはその家族専用カードを持たせ、日常の買い物が多い家族には別のカードを持たせるといった戦略です。

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カード複数枚所持の戦略

複数のアメックスカードを所持している場合、ANAマイルへの交換上限は合算して計算されます。しかし、異なるタイプのカードを複数枚持つことで、それぞれのカードの特典を最大限に活用するこができます。

例えば、通常の買い物にはアメックス・ゴールドカード、ANAの利用にはANAアメックスカード、海外旅行や高額な買い物にはプラチナカードというように、用途に応じてカードを使い分けることで、それぞれのカードの特典を最大限に活用できます。

⏱️
マイル移行のための一時的なプログラム登録

メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費は3,300円(税込)ですが、ずっと入り続ける必要はありません。ポイントを貯めて、マイルに交換する年だけ加入すればよいのです。交換後すぐに登録解除すれば、コストを最小限に抑えられます。

例えば、2年間ポイントを貯め続け、3年目にまとめてマイルに交換する場合、メンバーシップ・リワード・プラスには3年目だけ加入すれば十分です。ただし、登録解除を忘れないようにカレンダーなどにリマインダーを設定しておくことをお勧めします。

特典航空券の賢い獲得方法

アメックスポイントをマイルに交換した後は、そのマイルで特典航空券を獲得することになります。ここでは、特典航空券を効率的に獲得するためのコツをいくつか紹介します。

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予約のゴールデンタイミングを狙う

特典航空券は、多くの航空会社で搭乗日の約330日前から予約が可能になります。人気路線や上級クラス(ビジネス、ファースト)の特典航空券は、予約開始と同時に埋まってしまうことが少なくありません。

したがって、特典航空券を確実に押さえたい場合は、予約開始日の午前0時(各航空会社の予約システム更新時間による)にアクセスして予約することをお勧めします。また、搭乗日の直前になると、キャンセル待ちの特典航空券が解放されることもあるため、頻繁にチェックすることも有効です。

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片道特典航空券の活用

多くの航空会社では、特典航空券を片道ずつ予約することが可能です。特に、行きと帰りで異なる航空会社や異なるクラスを利用したい場合は、片道ずつ予約する方が柔軟性が高まります。

例えば、行きはANAのビジネスクラス、帰りはJALのエコノミークラスというように、予算やマイル残高に応じて組み合わせることができます。また、片道特典航空券を利用すれば、マイルが足りない場合でも片道分だけでも特典で旅行することが可能です。

📅
オフピークシーズンを狙う

多くの航空会社では、オフピークシーズン(閑散期)の特典航空券に必要なマイル数が少なくなります。例えば、夏休みやゴールデンウィークなどの繁忙期を避け、5月下旬や10月などの比較的空いている時期を選ぶことで、少ないマイル数で特典航空券を獲得できることがあります。

また、曜日や時間帯によっても必要マイル数が変わる場合があります。例えば、ビジネス客が少ない週末や、人気の低い深夜便などは、通常より少ないマイル数で予約できる可能性があります。

上級者が実践するポイント獲得の極意

最後に、アメックスカードでより多くのポイントを獲得するための極意をご紹介します。マイルへの交換率を上げるだけでなく、そもそものポイント獲得数を増やすことで、より効率的にマイルを貯めることができます。

🎯
高還元率カテゴリを狙う

アメックスのメンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、iTunes Store/App Store、Yahoo!JAPAN、JALなどの提携店で100円につき3ポイント(通常の3倍)が貯まります。

これらの提携店での買い物を意識的に増やすことで、効率よくポイントを貯めることができます。また、アメックス・トラベルオンラインでの予約や、アメックスが提供する各種プロモーションでもボーナスポイントが獲得できるため、こうしたサービスを積極的に活用しましょう。

💰
支払い集約の徹底

家賃、光熱費、通信費、学費など、定期的に発生する高額な支払いをできるだけアメックスカードに集約することで、ポイント獲得額を大幅に増やすことができます。特に、年単位で支払う保険料や税金などは、一度の支払いで大量のポイントを獲得できるチャンスです。

ただし、支払い方法によっては手数料が発生する場合があるため、事前に確認しておくことが重要です。手数料がポイント還元額を上回る場合は、別の支払い方法を検討した方が良いでしょう。

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海外利用でのボーナスポイント活用

アメックス・プラチナカードには、海外利用でボーナスポイントが付与されるプログラムがあります。海外旅行や出張が多い方は、こうしたプログラムに登録しておくことで、通常よりも多くのポイントを獲得できます。

また、海外での利用では為替手数料が発生する場合がありますが、アメックスカードは比較的低い為替手数料率を採用しているため、他のクレジットカードと比べてもお得に利用できることが多いです。

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年会費の実質無料化を目指す

アメックスカードは年会費が比較的高額ですが、ポイントやマイルの価値、各種特典の活用により、実質的に年会費を相殺することができます。

例えば、プラチナカードの場合、メンバーシップ・リワード・プラスとANAコースの年間参加費が無料(通常8,800円相当)になるほか、空港ラウンジの利用、ホテルでの無料アップグレード、各種保険特典など、年会費以上の価値を享受できる特典が数多くあります。これらの特典を最大限に活用することで、年会費の元を取ることを目指しましょう。

結びのメッセージ

アメックスポイントをマイルに変換する際、最も重要なのは「交換レートの最大化」と「効率的なポイント獲得」の2つです。メンバーシップ・リワード・プラスへの登録や、ボーナスポイントプログラムの活用、そして戦略的なカード使い分けによって、通常の何倍もの効率でマイルを貯めることができます。

マイルの世界は奥が深く、一見複雑に思えるかもしれませんが、基本的な仕組みを理解し、自分のライフスタイルに合った戦略を立てることで、誰でも効率的にマイルを貯めることができます。この記事で紹介した方法を実践し、あなたも一流のマイラーとして、世界中の空を特典航空券で飛び回る夢を叶えてください。

アメックスポイントを最大限に活用して、憧れのビジネスクラスやファーストクラスでの旅行を実現しましょう。マイルの世界への第一歩を踏み出す準備はできましたか?あとは実践あるのみです。素晴らしいマイル旅行が、あなたを待っています。

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