アメックスカード

【2023年度版】アメックスゴールドの必要年収や審査基準など-セゾン、ANAカードなども解説

アメックスゴールドは年収500万円以上の人しか持てない」という噂がありますが、そんなことはなさそうな人もいますよね(ごめんなさい!)。

しかし、そう見えない人もいる。

最近は年収がそのレベルに達していなくてもアメックスのゴールドカードが持てるようです。

ゴールドカードは、世の中がバブルの真っ只中だった1980年代後半に、ステータスシンボルとして登場しました。

年収さえあれば、社会人3年目の若者でもゴールドカードが持てるのだ。レストランやデパートなどでは、ゴールドカードをかっこよく見せ、スマートにサインをして店を出ることができる。夢のような話でした。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールドカード)は、各クレジットカード会社が提供するゴールドカードの中で、最も輝かしい存在であった。

というリアクションを聞いたときは嬉しかったですね。

多くの男性が二つ折りの長財布を開き、カードホルダーにカードを見やすく入れていた。古き良き時代 ... 遠い昔のことのように思える。

バブル経済(むしろ異常だった)に比べれば、今の経済は悲しいほどのんびりしている。

アメックスゴールドカードを申し込もうとする人の年収や確認基準はどうなっているのか気になりました。

今回は、これらの疑問について取り上げました。

 

アメックスゴールドに必要な年収はいくらですか?

JCBが実施した調査によると、2021年8月の「クレジットカード保有率」は85.9%でした。所有枚数は1~3枚程度に相当します。

応募者はそれぞれ入会を申し込み、本人確認を経てカードが発行される。

アメックスゴールドに求められる「年収」は、一時的な収入ではなく、安定的な収入です。ある年の年収が500万円だからといって、入会できるわけではありません。アメックスゴールドは、これまで25歳以上でないと申し込めませんでしたが、20歳から申し込めるようになりました。つまり、ハードルが多少下がったと考えることができます。

ということは、以前囁かれていた「年収500万以上でなければならない」という説は、もはや通用しないようだ。
年収400万円でもゴールドカードに申し込めるのか?

下のグラフは、国税庁が収集した勤労者の平均年収を「年収ラボ」でグラフ化したものです。2014年度税制改正では415万円でした。

アメックスゴールドの資格要件は、以下の通りです。「20歳以上」「日本に永住」「日本で定職・収入がある」「他のローンや債権を適時に返済している」こと。

こう書くと非常に大雑把な印象を受けますが、実は選考基準は非常に細かく、年収と他からの借入のバランスがチェックされます。家は持っていた方が担保にできるので有利ですが、住宅ローンの支払いが年収の多くを占めている場合は、カードを作るのは難しいです。

一般的に年収400万は30代以上の収入とされており、この世代は子供を持ち、そのために教育ローンを組む人も少なくありません。この種の「教育ローン」は担保を設定できないため、審査への影響は軽微と思われる。

「自動車」を担保にできるため、住宅ローンの一種ともいえる「マイカーローン」を気にする人は多い。ただし、マイカーローンの返済額が高く、同時に住宅ローンがある場合は、年収とのバランスが悪くなり、クレジットカードの発行が難しくなります。

年収300万円でもカードは発行されますか?

年収300万円の場合、上記と同じ条件で年収400万円のカードに申し込むのはやや難しいでしょう。
一般的にアメックスゴールドの条件は「年収400万~500万円」です。

ただし、年収300万円でも審査に通るというサイトもあり、年収300万円が「基準値」とされています。

そのまま申し込んでもカードは発行されますが、年収の差を埋めるために他の所得を申告した方が良いでしょう。例えば、投資による定期的な収入がある場合。

アルバイトでないことが重要です。アルバイトの場合は、勤務年数にかかわらず「正規雇用」にカウントされません。

また、「他のクレジットやローンの支払いを滞りなく行っている人」であることも要件のひとつです。

別のクレジットやローンを一定期間以上支払っていない場合、「信用情報機関」に延滞情報として登録されます。カード発行の際、審査の段階でこの信用情報をチェックする。

通常、他社で不良債権を抱えた人にはカードは発行しない。定期的に良い支払いをした方が良い。

 

年収が200万なら、世帯年収で裏付けを取る必要があります。

年収200万円の方でもカードが発行されるケースもありますが、稀です。稀なケースですが、カードが発行される可能性はあります。

年収がまったくない専業主婦にゴールドカードが発行された例もあるほどだ。

その理由は、「世帯収入」です。つまり、本人に収入がなくても、配偶者に十分な収入と資産があれば、まれにカードが発行されることがあるのです。

しかし、「ゴールドカードはステータス」という考え方は、バブル期から変わっていない。基準を満たさなくても、世帯年収による審査に通ればゴールドカードが持てるというのは、果たしてどういうことなのでしょうか。

ゴールドカードを作ると決めたのであれば、自分の年収や資産をもとにした審査に通ってこそ、ゴールドカードを作る意味があるのです。

アメックスゴールドの年収と各カードの特徴について紹介します。

アメックスのゴールドカードには、独自の「アメックスゴールド」と、クレディセゾンやANAなど他社と提携した「ゴールドカード」の2種類があります。他社と提携しているカードであれば、その会社の特典を享受できますし、プロパーカードであれば、クレジットの利用状況に応じて上位のランクにアップすることも可能です。

アメックスの場合、最初はグリーンカードを頻繁に使い、その後ゴールドカードに移行することも可能です。なお、提携カードはゴールドにアップグレードすることはできません。

以下では、提携カードである「自社アメックスゴールドカード」「シーズンアメックスゴールド」「ANAアメックスゴールド」の特徴や審査に必要な年収についてまとめています。

アメックスゴールドカードの特徴や審査に必要な年収など

価格.comのゴールドカード人気ランキングによると、アメックスのプロパーゴールドは10位にランクインしています。

価格.comゴールドカード人気ランキング(2023年1月度)

特長・基本情報

  • 年会費 31,900円
  • 家族カードは1枚目無料(2枚目以降は年会費13,200円)
  • 全国約200店舗のレストランで、2名以上が特定のメニューを予約すると、1名分が無料になるサービス
  • 携帯電話を壊しても最大5万円まで補償する「スマートフォンプロテクション
  • 国内ホテルの優待利用、スターバックスのドリンクカード3,000円分を追加特典として提供。
  • 毎日カード利用100円につき1ポイント加算されます。ポイントは商品と交換したり、航空マイルに交換することができます。
  • ポイント還元率は0.5%です。

 

前述したように、チェックのための年収は400万円以上である必要があります。

セゾンアメックスゴールドカードの場合

セゾンアメックスゴールドカードは、クレディセゾンと提携しているゴールドカードです。価格.comの人気ゴールドカードランキングでは、24位にランクインしています。セゾンアメックスゴールドは、アメックスカードというより、セゾンカードのような印象です。

特長・基本情報

    • 年会費11,000円(初年度無料)。
    • 家族カードは最大4枚まで発行可能(年会費1,100円)
    • 主なカード所有者のカードとほぼ同じ特典があります。
    • 西友・リヴィンでのお買い物が5%割引になります。
    • 1,000円のカード利用で毎日1.5ポイント付与
    • ポイントは「永久不滅ポイント」であり、有効期限はない
    • nanacoカードでポイントが貯まるほか、セブン-イレブンでのカード利用で永久不滅ポイントも貯まる
    • ポイント還元率0.75%~1%。

 

審査に必要な年収は、ゴールドカードなので400万以上でも良いのですが、それよりも過去2年程度、他社への支払い延滞がないことが重視されるようです。

クレジットカードの申し込み時にキャッシング枠を0円に設定すると、「お金を借りる気はない」と言われ、審査に通りやすくなるそうです。

申込者がお金を借りようとしていないことを明確にするために、他のカードを解約し、ゴールドカードの申し込みだけに集中することも可能です。カードをたくさん持っている人は、私たちから見ると怪しく見えるかもしれません。検証作業も同様です。

ANAアメックスゴールドカードの場合

ANAアメックスゴールドカードは、価格.comのゴールドカード人気ランキングで13位にランクインしています。順位は年々上がっており、ANAのマイレージ会員には必須のゴールドカードです。また、このカードはアメックスゴールドよりもANAの要素が強くなっています。

特長・基本情報

  • 年会費は34,100円
  • 家族カードは年会費17,050円
  • 日常のカード利用100円につき1ポイント、1回で1マイルが貯まります。
  • ポイントに有効期限はありません。
  • ANAの航空券や旅行商品の購入でポイント2倍。
  • カード更新ごとに2000マイルプレゼント
  • ポイント還元率0.33〜2%。

 

ゴールドカードなので、年収400万以上で審査に通ることができますが、その他にも「過去6ヶ月以内に他のカードに申し込んでいない」という条件も満たしている必要があります。

また、「ANAアメックスゴールドカード会員の紹介で申し込むと審査に通りやすい」という噂もあります。この噂の真偽は定かではありませんが、試してみる価値はあるかもしれません。

参考

 

[28:AMEXのスケルトンカードは本物か】。]

まとめ:アメックスゴールドは年収だけでなく、誠実にカードを使えるかどうかが重要。

記事の要点をまとめてみましょう。

☑アメックスゴールドの年収

☑応募基準を満たす年収は?

●400万円以上であれば、基準を満たす可能性が非常に高いです。
●300万程度なら補強材があったほうがいい。
●200万となると、非常に難しい。

☑各ゴールドカードの特徴や申し込みに必要な年収など

☑アメックスゴールドプロパーカード

●特定の飲食店などで割引が受けられる。
●携帯電話の破損に対する補償がある

☑セゾンアメックスゴールドカード

●西友・リヴィンで5%引き
●セゾンカード永久不滅ポイントが適用されます。
●セブン-イレブンで利用すると、nanacoポイントも同時に貯まります。

☑ANAアメックスゴールドカード

●ANA航空券の利用でポイント2倍。
●100円につき1ポイント、1マイル

☑ ANAアメックスゴールドカード
= 申請時の年収が400万以上が望ましい(審査に通る可能性が高い)。

アメックスゴールドカードについては、自社カード、提携カードともに年収400万以上が望ましいと指摘された。

しかし、前述したように、年収だけが選考の基準ではありません。まず第一に、クレジットカードはお客様のものではなく、クレジット会社が信用力のあるお客様に「貸す」ものです。

信用度が落ちるとカードが使えなくなり、キャッシングのためにATMにクレジットカードを入れると、そのまま吸い込まれて没収されることもある。

使った分をすぐに支払うことが条件です。これは、年収と同じくらい、審査結果を左右する重要なポイントになりえます。

これからアメックスゴールドカードを申し込もうと考えている人は、この点を考慮しておくとよいでしょう。

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