これは酷い

宝生リリーが語る医療脱毛の悪夢:整形失敗の真実と知っておくべきこと

あなたは美容クリニックで施術を受ける前に、どのような点を重視しますか?評判の良いクリニック、有名な医師、高級な設備など、様々な要素が判断基準になるでしょう。しかし、時にはそれらの要素が揃っていても思わぬトラブルが発生することがあるのです。今回は、AV女優の宝生リリーさんが経験した医療脱毛による火傷事故について詳しく解説します。

衝撃の告発:宝生リリーが公開した火傷の真実

2022年8月8日、宝生リリーさんは自身のTwitterで衝撃的な投稿をしました。「脱毛の後の火傷。アマソラクリニックは一切保証してくれないと弁護士から連絡が来ました。ドラゴン細井許せない」とのコメントと共に、腹部全体に赤い火傷のような痕が無数に残る写真を公開したのです。この投稿は瞬く間に拡散され、大きな反響を呼びました。

宝生リリーさんによると、彼女は同年1月20日に「令和の虎」の出演などで知られるYouTuber兼美容医師のドラゴン細井氏が経営するアマソラクリニックでレーザー脱毛の施術を受けました。施術後、腹部や臀部などに広範囲にわたる火傷を負い、背中も水疱だらけになる重篤な状態になったと訴えています。

施術中の異変:「痛い」という訴えが無視された瞬間

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宝生リリーさんの証言によれば、施術中に何度も痛みを訴えたにもかかわらず、クリニック側はその訴えを全く聞き入れず、施術を続行したといいます。実際には、機器の不備により長時間にわたって適切な冷却なしにレーザーが照射され続けていたということが後に判明しました。

「これ施術して2日後。機械故障だったらしい。1月20日に施術を受けて22日の写真です。背面も水膨れだらけで酷かった。医師の診察も無く、飲み薬とハイドロキノンを処方されました」と宝生リリーさんは投稿しています。この治療法に対しても専門家から批判的な意見が出ており、高須克弥医師は「ハイドロキノンは色素沈着を起こした肌に有効ですが、慎重な使用をしないと白斑を起こします。炎症による発赤がある時ハイドロキノンを塗布するのはよくないです」とTwitter上でコメントしています。

機器の欠陥:何が起きたのか

この事故の原因について、東京美容外科の統括院長・麻生泰医師が重要な指摘をしています。麻生医師によれば、事故の原因は最新型のレーザー脱毛機にあると言います。この機器は通常、レーザー照射時に同時に冷却ガスが噴射され肌を保護する仕組みになっていますが、最新型では冷却ガスが正常に噴射されなくなる不具合が発生することがあるとのこと。

実は麻生医師自身も同様の機器で施術を行った際に火傷を負った経験があり、その際の写真もSNSで公開しています。麻生医師は「新型のジェントルレースは気をつけないとダメって注意喚起したのに。僕もこうなった。看護師も不注意だったのかもだけど、メーカー側にも責任があると思います」と述べており、機器自体の設計上の問題を指摘しています。

宝生リリーさんの仕事への影響

レーザー脱毛による火傷事故は、宝生リリーさんの職業生活にも大きな影響を与えました。AV女優として活動する宝生リリーさんにとって、肌の状態は仕事の可否を直接左右するものです。事故後、彼女は「受傷後の2022年1月から8月までのあいだ、オファーはあったが、全身の肌を晒すことが前提のAV女優としての仕事は一切できなかった」と述べています。

約7ヶ月間にわたって仕事ができなかったことは、フリーランスとして活動する彼女にとって経済的にも精神的にも大きな打撃だったことでしょう。それにもかかわらず、クリニック側からの適切な謝罪や賠償は行われず、最終的には法的手段に訴えざるを得ない状況に追い込まれたのです。

クリニック側の対応と批判

宝生リリーさんの告発後、アマソラクリニックやドラゴン細井氏からの公式な謝罪や説明は長らくありませんでした。むしろ、クリニック側は弁護士を通じて「一切保証しない」との方針を示したとされています。この対応に対して、ネット上では強い批判の声が上がりました。

医療事故が発生した場合、まず医療機関としての責任ある対応が求められます。特に美容医療の分野では、施術の効果だけでなく、万が一の際の誠実な対応や適切なアフターケアも重要な要素です。その点で、アマソラクリニックの初期対応には疑問符が付きます。

ただし、宝生リリーさんの告発後、クリニック側の弁護士から「円満に解決したい」との申し出があったとされる投稿もあり、状況は変化した可能性があります。

他の医療専門家の反応

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この事件は医療業界内でも大きな反響を呼び、複数の美容医療の専門家がコメントを発表しました。高須克弥医師は適切な治療法についてアドバイスを行い、麻生泰医師は自身の経験を踏まえて機器の問題点を指摘しました。

また、別の美容クリニック医師は「美容クリニック経営側からしたらアタッチメントを付け方ちがうだけで冷却が出ないなんて『罠』にしか思えない。今回の問題の大原点はどう考えても医療機器にある」と、機器の設計上の問題を強調しています。

医療脱毛における火傷リスクとは

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この事件を理解するために、医療脱毛における火傷リスクについて知っておく必要があります。医療脱毛は基本的に安全な施術ですが、リスクがゼロではありません。

「医療脱⽑には、レーザーの照射パワーや照射⽅法によっては施術後に⽕傷が発⽣するリスクがあります。⽕傷は、レーザーの出⼒が強すぎた事が原因で熱が過度に伝わり、皮膚がダメージをうけて起きる症状です」と医療脱毛専門のリゼクリニックのウェブサイトでは説明されています。

通常、レーザー脱毛機には肌を保護するための冷却機能が備わっていますが、この機能が正常に働かなければ、レーザーの熱により肌が火傷を負うリスクが高まります。特に宝生リリーさんの場合は、機器の不備により冷却ガスが適切に噴射されなかったことが事故の原因と見られています。

美容医療を受ける際の注意点

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宝生リリーさんの経験から学べる教訓は多くあります。美容医療を受ける際には、以下の点に注意することが重要です:

📌 施術中の異変を感じたら直ちに伝える:宝生リリーさんは痛みを訴えたにもかかわらず、クリニック側がその訴えを無視した結果、被害が拡大しました。自分の体に違和感や過度な痛みを感じたら、はっきりと伝え、必要なら施術の中止を求めましょう。
📌 クリニックの事故対応ポリシーを確認する:契約前に、万が一の事故発生時の対応方針や保証内容について確認しておくことが重要です。
📌 施術後のケア方法を詳しく聞く:異常が発生した場合の対処法や連絡先を確認しておきましょう。
📌 口コミや評判だけで判断しない:SNSやYouTubeでの人気だけでクリニックを選ぶのではなく、医師の資格や実績、設備の安全性なども総合的に判断することが大切です。

まとめ:医療ミスは誰にでも起こりうる

宝生リリーさんの経験から明らかになったのは、どんなに評判の良いクリニックや医師であっても、医療ミスは起こりうるということです。今回の件は機器の不備が主な原因とされていますが、それを見抜けなかったスタッフの責任も問われるべきでしょう。

美容医療を受ける際には、効果や価格だけでなく、安全性やアフターケアの充実度も重要な判断基準とすべきです。また、施術中に少しでも違和感があれば、遠慮なく伝えることが自分を守る大切な行動となります。

宝生リリーさんの勇気ある告発によって、同様の被害を防ぐきっかけになることを願うとともに、美容医療業界全体の安全基準がより高まることを期待します。

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