セブンイレブン

【裁判記録】セブンオーナーが本部を訴えた過去の事例まとめ|“共存共栄”の嘘が法廷で暴かれた瞬間

セブンイレブンといえば、フランチャイズ業界の絶対王者。 しかしその裏側では、"オーナー切り捨て"とも言える裁判沙汰がいくつも起きていた――。

本記事では、実際に起こったセブンオーナーvs本部の裁判記録をもとに、 「加盟=安定経営」という幻想をぶち壊す"生々しい現実"をまとめてお届けします。

見えてくるのは、契約の名を借りた"支配構造"と、闘うオーナーたちの絶望と執念です。

■【事例①】時短営業を理由に契約解除→「報復解約だ!」と訴えた大阪のオーナー

2019年、大阪府東大阪市の「南上小阪店」オーナーが深夜営業を中止したことにより、 本部からフランチャイズ契約を一方的に打ち切られた事件。

このオーナーは「人手不足と自身の体調悪化」を理由に、深夜営業をやめる決断をしました。 しかし、セブン本部は「24時間営業の原則違反」とし、報復的に契約解除を通告

🗣️「これは明らかに報復解約であり、不当な措置だ」

と、オーナーは本部を提訴。 この件は全国メディアにも大きく取り上げられ、 "セブン本部のブラック体質"を象徴する事件として炎上しました。

■【事例②】おでん拒否で嫌がらせ?札幌の元オーナーがパワハラで提訴

北海道札幌市のセブンオーナーが「おでんの販売を断った」ことで、 本部から圧力をかけられ、契約更新もされなかったという事件。

このオーナーは、おでんが"赤字商品"かつ"衛生的にも危険"だと主張。 販売をやめたいと申し出たところ、本部側は豹変。

  • 毎日のようにSV(スーパーバイザー)からの叱責
  • 売上報告の締切に難癖をつけられる
  • 契約更新について「協議の余地なし」と通告される

最終的にオーナーは精神的に追い詰められ、"パワハラ訴訟"を提起

「おでんを売らないと契約が切られる。これが自由な経営なのか?」

と嘆く姿に、ネット上では共感と怒りの声が殺到しました。

■【事例③】告発ブログが炎上!ロイヤリティ制度の違法性を問う裁判

東京都の元オーナーが、自身の契約解除を受けてブログでセブン本部を公開批判。 その内容がSNSで拡散され、炎上事件となりました。

訴訟の内容は「ロイヤリティ徴収が一方的すぎる」「赤字でも本部だけ儲かる仕組み」など。

たとえば――

  • 月商700万円でも、人件費・廃棄ロス・光熱費で利益ゼロ
  • それでも本部には20~30%のロイヤリティが"確実に入る"
  • 廃棄商品は「仕入れた時点で店舗の損失」扱い

「本部は"ノーリスクで吸い取る"だけ。現場は血を流すだけ」
「加盟店はパートナーではなく"ATM"扱い」

このブログは本部により削除要請が入り閉鎖に追い込まれましたが、 アーカイブが残され、現在も「セブンの闇」として引用されています。

■【事例④】滋賀県の店舗で"倒れても放置"されたオーナーが告訴

滋賀県内のあるセブンオーナーは、深夜の過労勤務中に倒れ救急搬送。 その後、本部からは「代わりがいないから復帰しろ」と言われ、療養中にも連絡が殺到

「今動けないと、店が潰れる」
「このまま契約違反扱いになりますよ」

という"脅し"ともとれる言葉が複数届いたことで、オーナーはPTSDを発症。 「人命よりも契約が優先される本部対応」に対して、損害賠償を請求しました。

ネット上では「人間扱いされてない」「ブラックを通り越して犯罪」と激怒の声が多数。

■【まとめ】セブンの"共存共栄"は嘘?法廷で明らかになる「搾取の実態」

セブンイレブンが掲げる「共存共栄」「安心のサポート体制」―― それが現場のオーナーたちの間で"幻想"だったことが、裁判を通じて次々と明らかになっています

  • 時短営業をしただけで報復解除
  • おでんを売らなかったら契約更新拒否
  • ロイヤリティ制度は"本部だけが得をする"構造
  • 倒れても復帰を強要するブラック圧力

もはや「夢の独立」などと言える状況ではありません。

加盟する前はバラ色に見えるセブンオーナー契約も、 実態は"契約という名の奴隷制度"だった――。

この現実から目をそらさず、フランチャイズという仕組みに鋭い視点を持つことが、 これからの"個人経営時代"には必須なのかもしれません。

-セブンイレブン