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「年収500万」は幻想だった!?コンビニ店長の驚愕の給与事情
「コンビニ店長=高収入」なんて、完全な幻想です。 「責任者だし、ボーナスもあるでしょ?」「年収500万円はあるんじゃ?」――そう思っていた人ほど、現実を知って驚愕するでしょう。
実際、ある求人サイトのデータでは、コンビニ店長の平均年収は約360万円。 月収ベースでいうと25万~30万円未満というのがリアルな数字です。
これはあくまで"平均"であり、地方や人手不足の地域ではもっと低く、年収250万以下でこき使われる店長もザラに存在します。
しかもこの年収、労働時間400時間/月レベルの"超過酷労働"の上に成り立っているのです。
実態は「毎日12時間労働×月30日」=時給換算でブラック確定
ネット上では、過去にコンビニ店長を経験した人々の"リアルな声"がいくつも投稿されています。
「月30日出勤、1日12時間。つまり月360時間働いて手取り20万ちょい」
「バイトが急に休んだら自分が出るしかない」
「店に寝袋持ち込んで仮眠しながら勤務してた」
こんな働き方で手取り20万円だとすると―― 時給換算で約555円。 令和の時代に最低賃金すら下回る異常な数字です。
しかもそれを"経営者"ではなく"雇われ"の立場で背負わされているのが実態。 「時給換算でバイト以下」と言われるのも納得です。
オーナー店長の"夢"と"現実":「稼げる」は一部だけ
「じゃあ自分でオーナーやればいいんじゃないの?」という声も聞こえてきそうですが、 その考えもまた、セブン本部の"うまい営業トーク"にすぎません。
実際、セブンイレブンのフランチャイズオーナーとして独立した多くの人が、 「赤字」「借金」「契約の縛り」に苦しんでいます。
フランチャイズ契約は一見すると自由に見えますが、実態はセブン本部による"支配"。 商品の仕入れ、価格、営業時間、すべてが本部の指示通り。
結局、「自営業」というより「看板を貸してもらっているだけの下請け」。 それでも損失はすべて自分持ち。これ、まともな契約でしょうか?
休めない、辞められない、代わりがいない…精神的監禁状態
コンビニ店長が直面するもう一つの地獄―― それは「休みが存在しないこと」。
アルバイトが急に休めば代わりに自分が出勤、 社員が足りなければ夜勤も自分で対応、 シフトは常に"穴だらけ"。
「結婚式も病院もいけない。俺がいないと店が回らないから」
「代わりの人材を見つけられなければ永遠に働くしかない」
「有給?何それ?ってレベル」
「ブラック企業」という言葉すら生ぬるい。 これはもう、精神的監禁です。
バイトの方が"勝ち組"?責任は軽く、時給は上
皮肉な話ですが、最近では「コンビニバイトの方がコスパ良い」という声も増えています。
- 時給は最低賃金ベースでも1000円以上
- 嫌なら辞められる
- 重い責任を負わなくて済む
一方、店長はシフト管理・クレーム対応・商品発注・面接・棚卸し・バイト教育・売上集計… 「仕事=全部」。それでいて給料はバイトと大差ない、もしくは下回る。
「俺よりバイトの方が時給高いし、ストレス少ないって何なん」
「責任だけ増えて、金は増えない。辞めるしかない」
辞めようにも"逃げられない"構造がある
店長を辞めようとしたら、どんな目に遭うか―― 現場の証言はぞっとするものばかりです。
「退職願いを出したら"裏切り者"呼ばわりされた」
「引き継ぎできる人がいないから辞められない」
「辞めた後も"あいつのせいで店潰れた"と噂された」
つまり、"辞める=迷惑をかける"という呪縛で縛られている。 これは企業の構造的問題であり、個人の"我慢が足りない"では済まされません。
まとめ:コンビニ店長は"夢の職業"ではなく"現代の奴隷労働"
本記事を通じて明らかになったように、コンビニ店長の実態は、 「高収入で安定」などとは程遠い、ブラック極まりない労働環境です。
- 低年収(月収20万未満)
- 過酷な労働時間(休みなし)
- 精神的プレッシャー(辞められない)
- バイト以下の時給
これで"責任者"と呼ばれるなら、誰もが逃げ出したくなるのは当然でしょう。
あなたの身近なコンビニでも、"人知れず苦しんでいる店長"がいるかもしれません。 この現実から目を背けてはいけません――。
「開業資金に1000万円以上かけて、蓋を開けたら毎月赤字」
「ロイヤリティと廃棄費用で利益が消える」
「近くに別のセブンができて客が奪われた。クレーム入れても"自己責任"で終わり」